松戸市役所(まつどしやくしょ)は、日本の地方公共団体である松戸市の執行機関としての事務を行う施設(役所)。
所在地
- 〒271-8588
- 住所:千葉県松戸市根本387番地5
アクセス
- JR常磐線・新京成線の松戸駅東口から徒歩5分
業務時間
- 月曜日から金曜日の8時30分から17時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
庁舎
本館(地下1階、地上3階)は1958年に建設。新館(地下1階、地上9階)は1969年に建設された。
建設後数十年が経っていることから、建て替えの計画が検討されている。市当局は、旧法務局・検察庁跡地への移転新築を推進しようとしている。それに対し市議会は、現地建て替えを主張し対立している。
本館・議会棟・別館
新館
教育委員会・経済担当部
支所・行政サービスセンター
- 行政サービスセンター - 松戸市松戸1181番地(松戸駅舎内)※2024年より、駅ビル(アトレ松戸)内へ移転
- 常盤平支所 - 松戸市常盤平3-30
- 小金支所 - 松戸市小金2 ピコティ西館3階
- 小金原支所 - 松戸市小金原6-6-2
- 六実支所 - 松戸市六高台3-71
- 馬橋支所 - 松戸市馬橋179番地の1 馬橋ステーションモール4階
- 新松戸支所 - 松戸市新松戸3-27
- 矢切支所 - 松戸市三矢小台3-10-5
- 東部支所 - 松戸市高塚新田363-4
すぐやる課
第9代市長・松本清が在任中の1969年10月6日に「市役所は『市民に役立つ・役に立つ人がいる、所』」をモットーに、日本初の即応部門として設置した。部署名は“すぐ出来る事はすぐやる”から。当初の職員は課長・臼井銀次郎と課員1名。発足2日目に44件もの要望が入ったため急遽3人増員、課長他4人態勢となった。2017年現在は9人で構成される。
この思想は日本各地の首長に支持され、1975年(昭和50年)には全国315の地方公共団体で同名部署や同じ役割の部課が出来た。なお、“すぐやる課”で対応出来ない件は担当部署に回付、“可及的速やかに”処置する事になっている。
- 東京都世田谷区:すぐやる課 [1]
- 青森県三沢市:まちづくり対策室
- デンマーク、グラズサックセ市:StraXen(デンマーク語)
コロムビアからすぐやる課を題材にしたレコード『すぐやる課』(歌:仲清史)も発売された。1977年には臼井課長の一家をモデルとしたドラマ「すぐやる一家青春記」も制作されている。
関連文献
- 樹林ゆう子『マツモトキヨシ伝 - すぐやる課を作った男』〈DIME BOOKS〉小学館、1996年6月、ISBN 978-4093463614
- 鈴木喜代春『アイデアをいかした政治 - 松戸市役所すぐやる課』〈少年少女ノンフィクション 13〉小峰書店、1974年、国立国会図書館 蔵、松戸市立図書館 蔵
- 大隈秀夫『松戸市すぐやる課 - 人間都市の発見』光風社書店、1971年、松戸市立図書館 蔵
脚注
外部リンク
- 松戸市


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