月寒中央駅(つきさむちゅうおうえき)は、北海道札幌市豊平区月寒中央通7丁目の国道36号(月寒通・室蘭街道)下にある、札幌市営地下鉄東豊線の駅である。駅番号はH13。
歴史
- 1994年(平成6年)10月14日 - 札幌市営地下鉄東豊線の豊水すすきの駅 - 福住駅間の延伸開業と同時に開業。
- 2005年(平成17年)8月18日 - 駅3番出口裏の機動隊庁舎跡地に駐輪場が整備され、使用を開始。それに伴い月寒体育館に隣接していた駐輪場を廃止。
- 2007年(平成19年)1月29日 - 改札機更新によって5口6台の改札機が全てカード対応型となる。この更新にあわせて車椅子対応改札口が1箇所増設された。
- 2016年(平成28年)9月21日 - 可動式ホーム柵が設置され、稼働開始。
駅構造
もともと既存市街地につくられた駅であることから、4ヶ所ある出口のうち公園隅に位置する1番出口を除く3ヶ所は、民間ビルの中に出入口が作られている。エレベーターがあるのは3番出口。3番出口には下り方向のエスカレーターも設置されている。なお、1番出口は防犯上の理由により22時30分に閉鎖される。
地下2階に改札口、地下3階に1面2線の島式ホームがある。1994年10月14日に同時開業した学園前駅、豊平公園駅、美園駅、福住駅と同様、建設費節約のため在来路線と比較してホームの幅が狭くなっている。
隣の美園駅との間は、民家下を通過するため札幌市営地下鉄初の山岳トンネル(NATM)工法で造られた月寒トンネルがあり、同トンネル内では対向線との間に柱等がないのが特徴である。札幌市交通局が2004年4月1日に発行した「札幌市営交通ご利用ガイド」の表紙下段部には、同トンネルの写真が掲載されている。
のりば
利用状況
札幌市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は7,149人であった。
駅開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
駅周辺
地下鉄は国道36号線(月寒通・室蘭街道)の下を通っており、出口も国道に沿って設置されている。
- 国道36号
- 豊平警察署月寒交番
- 月寒まちづくりセンター
- 月寒郵便局
- 北海道信用金庫月寒支店
- 北洋銀行月寒中央支店
- 北海道銀行月寒支店
- 遠軽信用金庫月寒支店
- 月寒体育館
- 月寒屋外競技場
- 月寒公民館
- 豊平消防署
- 札幌第一高等学校
- 札幌月寒高等学校
- 札幌市立月寒東小学校
- アンパン道路
- 平和公園
- 北部軍司令部正門門柱
- 月寒忠霊塔
- 札幌フードセンター月寒中央店
- 札幌市カーリング場(どうぎんカーリングスタジアム)
- スーパーセンタートライアル月寒店
バス路線
1994年(平成6年)10月14日にJA月寒中央ビル内に開設した「月寒中央バス発着場」のほか、周辺路上にバス停留所が設置されている。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は、バス発着場・路上停留所を合わせて486便(感染症流行による一時運休便を含む)。
2023年(令和5年)12月1日現在。すべての路線が北海道中央バスで、新千歳空港連絡バスには北都交通を含む。路線詳細は営業所記事を参照。
- 月寒中央バス発着場
- 平岡営業所
- 月62 北野線:イオンモール札幌平岡
- 西岡営業所
- 澄78 澄川白石線:澄川駅、JR白石駅
- 月82 西岡月寒線:西岡4条14丁目
- 路上 月寒体育館前 水源地通沿い
- 平岡営業所
- 月64 北野中央線:平岡営業所
- 路上 トヨタL&F前 国道36号沿い
- 平岡営業所
- 64 北野中央線:平岡営業所
- 74 月寒本線:農業研究センター
- 80 月寒本線:平岡営業所
- 月寒営業所・北都交通
- S 新千歳空港連絡バス:新千歳空港
- 路上 2番出入口側 国道36号沿い
- 平岡営業所
- 64・74・80:札幌駅前
その他
- 駅スタンプは月寒中央駅のイニシャルTの中に札幌市カーリング場が描かれている。
隣の駅
- 札幌市営地下鉄
- 東豊線
- 美園駅 (H12) - 月寒中央駅 (H13) - 福住駅 (H14)
脚注
関連項目
- 月寒
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 札幌市営地下鉄駅構内図



