百鬼繚乱(ひゃっきりょうらん)』は、日本のヘヴィメタルバンド陰陽座の2ndアルバム。2000年12月24日発売。オリジナル盤の発売元は魍魎の匣。

概要

  • 前作から約1年ぶりとなるアルバム。
  • 2002年1月10日、2004年1月7日にも、それぞれ再発売されている。
  • この時もメンバー各々の仕事とバンド活動を両立させるため、セルフプロデュースで製作している。

収録曲

  1. 式を駆る者(しきをかるもの)
    (作詞・作曲:瞬火)
    • 陰陽師をテーマとした曲。また「月に叢雲花に風」という言葉の意味を取り入れた歌詞も随所に見られる。ライブではイントロに入る前に、黒猫のアカペラによる口上がある。
  2. 桜花ノ理(おうかのことわり)
    (作詞・作曲:瞬火)
    • 1stシングルの表題曲。京極夏彦の小説『絡新婦の理』をテーマとしたナンバー。
    • シングル版と異なり、黒猫の台詞がない。
  3. 塗り壁(ぬりかべ)
    (作詞・作曲:瞬火)
    • 塗壁は、瞬火の好きな妖怪であるらしい。
  4. 癲狂院狂人廓(てんきょういんくるいとくるわ)
    (作詞・作曲:瞬火)
    • 「癲狂院」とは明治期に使われていた言葉で、「精神病院」の意。
    • 夢野久作の小説『ドグラ・マグラ』をモチーフにした曲。
  5. 八咫烏(やたがらす)
    (作詞・作曲:瞬火)
  6. 歪む月(ゆがむつき)
    (作詞・作曲:黒猫)
    • 黒猫曰く「半人半魚の女性の悲恋と贖罪をモチーフとした」バラード。
  7. 帝図魔魁譚(ていとまかいたん)
    (作詞:瞬火、作曲:招鬼・瞬火)
  8. 化外忍法帖(けがいにんぽうちょう)
    (作詞・作曲:瞬火)
  9. 奇子(あやこ)
    (作詞・作曲:黒猫)
    • 手塚治虫の著作『奇子』をテーマとした曲。
  10. がいながてや
    (作詞・作曲:瞬火)
    • ライブでは演奏されることが多いナンバー。「がいながてや」とは南予地方の方言で、「すごいんですよ」という意味。

駿河屋 陰陽座 百の鬼が欧州を行く シール(シール・ステッカー)

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