与呂木(よろき)は、兵庫県三木市にある大字。旧・美嚢郡久留美村大字与呂木。旧・美嚢郡三木町大字与呂木。郵便番号は673-0422。
地理
- 美嚢川と志染川の合流地点であり、美嚢川は北側・志染川は東南側に位置している。地内は沖積平野と丘陵地で成り立っており、東側には大小のため池が多数存在する。慈眼寺の荘園地であり、三木合戦時には平井山本陣の要塞地であった。村が形成されたのは豊臣秀吉が三木城主である。地名の由来は慈眼寺の飛び地である余分な土地であることから、「与呂木」と付けたことから名付けられた。現在は丘陵地に新興住宅地が立地しており、南北に縦断する兵庫県道513号三木環状線沿いの平野部には住宅地と農村地帯が混在している。東側は志染町安福田・西側は岩宮・南側は宿原・北側は平井、久留美と接する。
歴史
成立から町村制施行まで
町村制施行以降
- 1951年3月15日 - 三木町に編入され、三木町大字与呂木になる。
- 1954年6月1日 - 三木市を新設し、三木市与呂木になる。
字域の変遷
施設
- 自性院
- 尾崎八幡社
小・中学校の学区
交通
鉄道
地内には鉄道は走っていない。
バス
- みっきぃバス
道路
- 兵庫県道513号三木環状線
参考文献
- 角川書店 編『角川日本地名大辞典 兵庫県』(初版第1刷)、1988年9月。ISBN 978-4040012803。
- 小野高速印刷株式会社 編『久留美村誌』(初版第1刷)進藤輝司、2011年3月15日。
- 神戸新聞総合出版センター・編 編『兵庫県の難読地名がわかる本』(第一冊発行)のじぎく文庫、2006年12月28日。ISBN 4-343-00382-5。
- 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。
脚注




