モルドバの首相(モルドバのしゅしょう、ルーマニア語: Prim-ministru al Republicii Moldova)では、モルドバ共和国の政府の長である。同国の首相は、国家元首たる大統領により指名され、指名後15日以内に議会を招集し議会の承認を得なければならない。首相率いる内閣は議会に対して責任を負うため、議会は内閣に対して不信任決議を行使できる。また、首相が欠けた場合は内閣総辞職をしなければならない。
以下の歴代首相リストは、ロシア革命に伴い短期間存在したモルダヴィア民主共和国や、ソビエト連邦構成共和国だったモルダヴィア・ソビエト社会主義共和国時代を含む。
モルダヴィア民主共和国(1917年-1918年)
- パンテリモン・エルハン (1917年12月21日 - 1918年1月24日)
- ダニエル・チュグレアヌ (1918年1月24日 - 1918年4月9日)
- ペトル・カザク (1918年4月9日 - 1918年12月12日)
モルダヴィア・ソビエト社会主義共和国(1940年-1991年)
人民委員会議議長
- ティホン・コンスタンティノフ (1940年8月2日 - 1945年4月17日) (1941年6月から1944年8月までSFSRに亡命)
- ニコラエ・コヴァル (1945年4月17日 - 1946年1月4日)
- ゲラシム・ルディ (1946年1月4日 - 1946年4月4日)
閣僚会議議長
- ゲラシム・ルディ (1946年4月4日 - 1958年1月23日)
- オレクサンドル・ディオルデツァ (1958年1月23日 - 1970年4月15日)
- ペトル・パスカリ (1970年4月15日 - 1976年8月1日) (第1次)
- セミオン・グロース (1976年8月1日 - 1980年12月30日)
- イオン・ウスティアン (1980年12月30日 - 1985年12月24日)
- イヴァン・カリン(Ivan Călin) (1985年12月24日 - 1990年1月10日)
- ペトル・パスカリ (1990年1月10日 - 1990年5月26日) (第2次)
ソビエト社会主義共和国・モルドバ(SSR Moldova)
- ミルチャ・ドルク 1990年5月26日 - 1991年5月28日
- ヴァレリウ・ムラヴシュ 1991年5月28日 - 1991年8月27日
モルドバ共和国(1991年-現在)
脚注
注釈
出典
関連項目
- 内閣 (モルドバ)
- 半大統領制
- 議院内閣制
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、モルドバの首相に関するカテゴリがあります。
- モルドバ共和国政府



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