ゴクラクチョウカ科 (ゴクラクチョウカか、Strelitziaceae) は単子葉植物の科の1つ。熱帯を中心に3属7種が知られる。ゴクラクチョウカは温帯では温室植物として栽培されるほか、切り花の生産もされている。タビビトノキは特徴ある形態で知られるとともに、熱帯圏で広く植栽される。

形態・分布・分類

新熱帯、旧熱帯とケープ植物区に分布する。

葉の形態などから、しばしばバショウ科に含められていたが、クロンキスト体系ではショウガ目の中で独立した科とされた。APG植物分類体系でも単子葉植物ツユクサ類 (Commelinids) のショウガ目を構成する科である。

本科は3属が認められている。

  • ストレリチア属(Strelitzia
    • ゴクラクチョウカ(Strelitzia reginae
    • オウギバショウ(Strelitzia alba
    • ルリゴクラクチョウカ(Strelitzia nicolai
  • タビビトノキ属(Ravenala
    • タビビトノキ(Ravenala
  • フェナコスペルマム属(Phenakospermum
    • タビビトノキモドキ(Phenakospermum guyannense) 
    • ※果実はソロロカフラワーと呼ばれる。

脚注


ゴクラクチョウカ A T Flickr

ゴクラクチョウカ 極楽鳥花

ゴクラクチョウカ( ストレリチア) *花写真館*

ゴクラクチョウカ by Kamome_black (ID:9308073) 写真共有サイトPHOTOHITO

ゴクラクチョウカ