ゴクラクチョウカ科 (ゴクラクチョウカか、Strelitziaceae) は単子葉植物の科の1つ。熱帯を中心に3属7種が知られる。ゴクラクチョウカは温帯では温室植物として栽培されるほか、切り花の生産もされている。タビビトノキは特徴ある形態で知られるとともに、熱帯圏で広く植栽される。
形態・分布・分類
新熱帯、旧熱帯とケープ植物区に分布する。
葉の形態などから、しばしばバショウ科に含められていたが、クロンキスト体系ではショウガ目の中で独立した科とされた。APG植物分類体系でも単子葉植物ツユクサ類 (Commelinids) のショウガ目を構成する科である。
属
本科は3属が認められている。
- ストレリチア属(Strelitzia)
- ゴクラクチョウカ(Strelitzia reginae)
- オウギバショウ(Strelitzia alba)
- ルリゴクラクチョウカ(Strelitzia nicolai)
- タビビトノキ属(Ravenala)
- タビビトノキ(Ravenala)
- フェナコスペルマム属(Phenakospermum)
- タビビトノキモドキ(Phenakospermum guyannense)
- ※果実はソロロカフラワーと呼ばれる。
脚注



